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大岩根 裕人大岩根 裕人
INTERVIEW

初めての夜間フライトでは、
地上からは想像できないほどの輝きを放つ
星々の瞬きに圧倒!

#運航乗務職掌

大岩根 裕人

運航部 B737乗員室 査察訓練グループ 主席2006年度入社
  • 訓練生の人生の節目に関わる教官業務。
    試験合格は自分のこと以上に嬉しい

    九州の実家が空港近くにあったので、子どもの頃から飛行機は身近な存在でした。自転車を駆って見にいくほど大好きで、3歳頃のホームビデオを見ると既に機種の名前を言っていたほどです。中学生になる頃にはパイロットになる方法を調べ始め、大学2年生の時にANAウイングスの前身の会社の採用試験に合格し、運航乗務員としての道をスタートさせました。
    現在は機長として乗務も勤めていますが、メインは教官業務です。機長昇格や機種移行のためのシミュレーター訓練や副操縦士任用のための実機による離着陸の訓練といった国家資格取得に関わる訓練をはじめ、運航乗務員の資格維持の定期訓練、社内資格のための訓練などを担当しています。指導要領や教育技法を研究しながら訓練カリキュラムも作成しています。
    特に、訓練生にとって国家資格の取得は人生における大事な節目となります。初心者で入社した私も、時に辛い訓練を乗り越えて取得した資格の数で自身の成長をかみしめ、初めての夜間フライトでは地上からは想像できないほどの輝きを放つ星々の瞬きに圧倒されました。指導する立場として身が引き締まる思いですし、晴れて合格すると自分のこと以上に嬉しいです。

    大岩根 裕人大岩根 裕人
  • 日本各地の空で操縦技術を磨くことができ、機長昇格へのステップも国内最短

    ANAウイングスは小型機運航に特化し、北海道・稚内から沖縄・石垣島まで国内50の空港を結び、ANAグループにおいて国内線の約半数を担っています。離着陸を数多く経験することは、操縦技術を磨くことにつながります。私自身も様々な運航環境で操縦経験を積み重ねたことが、大きな糧となりました。飛行機の操縦が好きでスキルを磨きたい人にはやりがいのある会社です。キャリアアップも早く、副操縦士として着実に自己研鑽を積み重ねた場合は約6年で機長に昇格でき、これは国内の航空会社においては最短期間です。
    そのためにも、すべての訓練生が安心して学べる環境づくりを整えています。運航乗務員の訓練や審査を行う査察訓練グループは、優れた技術をもつ教官操縦士で構成されています。数年前からは教育ファシリテーションを導入。訓練生が自ら気づき、方向性を見つけるなど、主体性を発揮できるようサポートしています。

  • 大切なのは努力を継続する力や協調性。
    自らも教官としての技倆を高めていきたい

    運航乗務員には職業人、社会人としての基本も大切です。特に求められるのが、努力を継続すること。資格取得のために多くの試験に挑み、半年毎の資格維持のための訓練、審査も義務づけられています。規程や規則などの改訂へも随時対応しなければならないので、常に知識や技術をアップデートしていく必要があります。
    協調性も欠かせません。私自身を振り返ると、副操縦士になった時はコックピットから見える範囲を把握するので精一杯でしたが、機長昇格が近くなる頃には視点が機体の上から俯瞰するイメージに変わっていきました。それは運航管理全体を考えられるようになったからだと思っています。コックピット内では機長と、機内では客室乗務員、空港ではグランドスタッフ、オフィスでは計画を作る運航管理者たちなど運航便には多くの人が関わっています。その時々の状況に応じて調整が必要なので、人の意見を取り入れる謙虚さを持ちながら、コミュニケーション能力を磨いていくことは自身の成長にもつながるはずです。
    ANAウイングスは風通しが良い会社です。私の周囲にも率直に意見や提案を伝えてくれる副操縦士がいて頼もしいです。年次に関わらず、やりたいことにチャレンジさせてくれる気風もあります。現在の教官業務は副操縦士から機長への昇格ですが、将来はフライト未経験者を副操縦士に任用する訓練にも挑戦したいです。そのためにも、より良い教育技法や指導を身に着けて教官としての技倆をもっと高めていきたいです。

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1日のスケジュール

  • 起床
  • 出社
  • 乗務 中部から長崎へ
  • 乗務 長崎から中部へ
  • 乗務 中部から札幌へ
  • 乗務後、伊丹ステイ
  • 夕食
  • 就寝
大岩根 裕人

まだ見ぬ「みらい」へとんでゆけ。

長く同じ環境にいると、価値観が固まってしまうことがあります。必ずしもそれが正解ではないのに、正しいことだと思い込んでしまう。これまでと違った視点を持った人と仕事をすることは、社員も組織も発展させてくれると信じています。新しい風を吹かせてくれる若い方たちとともに、会社のみらいへ向かって頑張っていきたいです。

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