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松本 志乃松本 志乃
INTERVIEW

出産、育休を経験し
家庭との両立で充実の日々。
10年後にはまた仕事に全力投球します!

#総合職掌技術職

松本 志乃

関西支店 業務サポート課2011年度入社
  • 航空整備士として一人前になることを目指して入社

    私は元々、航空整備士としてキャリアを積んでいました。DHC-8-400の一等航空整備士資格を取得し、A320の一等航空整備士の資格を目指してステップアップしていく日々はすごく充実していました。経験を積んでいくと地方空港に出張に行くことも多々。そこでは、整備士だけではなく運航支援者の方もチームとして一緒になって安全運航に向けて取り組んでいました。規模の大きな空港ではスタッフの数も多く、整備士と運航支援者が働く場所もまったく違うので、運航管理者という仕事に興味を持つきっかけになったと思います。その頃から、領収検査員やコントロールスタッフといった管理する仕事の比重が大きくなり、ずっと現場で整備をしたいと思っていた私にとって新しいステージを求める気持ちが強くなってきました。

    松本 志乃松本 志乃
  • 新たな目標、運航管理者というキャリアに向けて再スタート

    航空機の運航管理では目的地の空港、航空路の気象状況、気象が悪化するなど不測の事態があった場合の代替空港、乗客や積載している貨物の重量、そして機体の状態といった、ありとあらゆることをきめ細やかに把握して綿密にフライトプランを作成していきます。また、航空機が離陸してから目的地に着陸するまでを地上でモニタリングして安全な運航をサポートするのも運航管理の業務範囲です。幅広い知識と経験が求められる仕事なので、運航支援者とし1年以上の実務経験を積んだあと、運航管理者技能検定の国家資格に挑戦することになります。
    強い意欲を持って希望を出せば、部署の異動に関してもフレキシブルに対応してくれるのがANAウイングスの良いところ。入社した頃には考えもしなかったことですが、私は運航管理部門への異動を願い出ました。その結果、運航支援部門で実務経験を積むことに。配属されてから間もない時、あるトラブルが発生し、整備士としての視点から述べた意見が周囲の方たちにすんなり受け入れられ、新たな部署で働くなかでも今まで積んできたキャリアは無駄にはなっていない、すべてが今の仕事に役立っていると大きな手応えを感じた出来事です。

  • 仕事と家族の間で揺れ動いた心を
    後押ししたのは社内セミナー

    運航支援業務へ異動してしばらく経った頃に、妊娠出産という私の人生にとって大きな出来事がありました。運航管理者という新たなキャリアに向けて、踏み出したばかりだったので、焦りや迷いがなかったといえば嘘になるかもしれません。でも、悩みを抱えているときに受けた社内の仕事と育児の両立支援セミナーが転機となって、気持ちを切り替えることができました。「人生には、仕事に全力投球する時期があってもいいし、もちろん家族を第一に考える時期があってもいい」と言っていただいた人事課の方の言葉は今もしっかりと覚えています。そこで、1年3ヶ月の出産休暇と育児休職を取得し、現在は関西支店業務サポート課という新たな部署で仕事をしています。

    松本 志乃松本 志乃
  • 10年後は、また運航管理者を目指しているかもしれません

    現在の部署の仕事は、乗務員のタクシーやホテルの手配に、精算事務から、セミナーの企画運営と多岐に渡ります。例えば、子どもたち向けの航空教室も私たちの仕事です。先日は「お父さんやお母さんの職場を見に行こう」と社員の子どもたちを会社に招待する「きっずでぃ」を開催しました。飛行機に関するクイズ大会や輪投げなども盛り込んで、子どもたちの笑顔と歓声の絶えない一日でした。もちろん、周辺自治体からの依頼で、当社のパイロットを講師に迎えたセミナーを企画するといったこともあります。私自身もママなので、子どもたちが楽しめて、航空業界への興味を育む企画を考えるのは楽しいですね。
    活気があって、チームワークが良いので、今の部署はとても気に入っています。でも、運航管理者というキャリアをまったく諦めたわけじゃありません。今は子育てを第一に考える時期ですが、将来的にはまた仕事に全力投球する時期が来るはず。もしかしたら、10年後には再び運航管理者を目指して頑張っているかもしれません。

1日のスケジュール

  • 起床。出社の準備。子どもを保育園に送り出勤
  • 出社。メールチェック。1日の仕事内容を確認後、朝礼
  • 資料作成
  • 部署の仲間と昼食
  • ミーティング後、再び資料作成
  • 子どものお迎えのため、短時間勤務制度を利用して早めに退社
  • 家族と夕食
  • 子どもを寝かしつけて就寝
松本 志乃

まだ見ぬ「夢」へとんでゆけ。

航空整備士としてキャリアを積んだ私は、もうすでに次の夢に向かって飛び立っています。今は、長いキャリアのなかで家庭と子育てに注力して、暮らしの足腰を鍛える時期。しっかり基盤を固めた私が次の目標に見定めているのは運航管理者かもしれません。

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