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森 崇裕森 崇裕
INTERVIEW

自社養成一期生6名は全員既卒。
同期との関係性は
自分の成長にもつながっています

#運航乗務職掌

森 崇裕

運航部 査察訓練課付2019年度入社
  • 空を飛ぶ夢を諦めずに28歳で入社。
    自社養成一期生として訓練に勤しむ充実の日々

    実家は大阪、伊丹空港の近くです。沖縄への家族旅行などで飛行機を利用する機会もあり、子どもの頃からパイロットに憧れていました。小学4年生の時に航空会社の自社養成制度を知り、それ以来、受かるにはどうしたらいいだろうかと考えてきました。大学卒業時に航空会社の自社養成枠と航空大学校の試験を受けましたが、ともに不合格。大きな挫折を味わいましたが、気持ちを切り替えて鉄鋼会社で総合職として働いていました。

    自分の仕事にやりがいを感じてはいましたが、ふとした時に「パイロットになっていたらどんな人生だっただろう」という思いがよぎることがありました。そんなある日、ANAウイングスが自社養成パイロットの募集を開始すると知り、年齢的にも最後のチャンスだと受験を決意。働きながら採用試験を受け、2019年度に28歳で一期生として入社することになりました。夢を諦めずに努力したことが、人生の新たな扉を開くことにつながったと思っています。

    現在は副操縦士を目指している訓練生です。旅客機を操縦するための資格取得の段階に入り、B737型式機の型式限定変更試験に向けてシミュレーター訓練に取り組んでいます。コックピット内の再現度はハイレベルで、窓から見える景色も悪天候や強風などあらゆる気象状況がリアルで緊迫感があります。実際に旅客機を操縦しているようで、子どもの頃からの夢に近づいていると感じています。

    森 崇裕森 崇裕
  • 同期の絆がコロナ禍の海外訓練を支え、自分の成長を助けてくれました

    自社養成一期生6名は、全員既卒で当時の年齢も20代半ばから後半。基礎訓練はノルウェーで行われましたが、コロナ禍と重なってしまい、2年の間、帰国できませんでした。訓練学校でも日本人は我々だけ。慣れない環境の下、1年間の英語での学科訓練を含めた大量の試験に追われる日々でしたが、毎日6名で夕食をともにして互いに励まし合っていました。苦しい訓練もありましたが、仲間がいる心強さから不思議と不安や寂しさは感じなかったです。何より、全員試験に合格して喜びを共有できたことは、私にとって一生の宝となっています。
    同期との関係性は自分の成長にもつながりました。それは自分の失敗した経験を積極的に共有することです。フライト訓練では自分ひとりでは乗り越えられない壁に何度もぶち当たりましたが、失敗を話したことで新たな視点から助言をもらうことができ、失敗の共有は同期全員の経験と成長につながると気づかされました。訓練期間中は寮生活で、いつでも仲間と相談できます。寮には「紙レーター」の部屋もあるので、訓練前日にはバディとのイメージフライトが習慣となっています。

  • サポート体制も万全。明るく元気な社風の下、
    後輩たちと新しい文化をつくりたい

    初心者からのスタートでしたが、上官や教官からのフォローが手厚く、様々な悩みや相談にも親身に対応してくれるので、安心して訓練に集中できます。コロナ禍のノルウェーでは毎週1回、機長がオンラインで進捗フォローミーティングを行い、「何か困っていることはないか」と気遣ってくれ、帰国後も折にふれ具体的なアドバイスをしてくれます。シミュレーター訓練の教官は引退されたベテラン。経験の塊のような方でとても勉強になります。
    若い会社なので社員同士の距離も近く、上下や部署間の壁も感じません。上司も明るく元気な人が多く、研修中には毎朝「おはよう!」と率先してあいさつし、グータッチをしてくれる役員もいました。後輩たちともフラットに話せる関係で、気軽にコミュニケーションを取れる社風も魅力です。
    今後の目標は、まずは副操縦士として一人前になること。そして機長として活躍し、後輩たちにお手本を示すことができる教官を目指しています。元気で礼儀正しい彼らを見ると、私自身もしっかりしなければと身が引き締まる思いです。ANAウイングスの自社養成パイロットという新しい文化をつくろうという意気込みを持って、一緒に盛り上げてくれる仲間を待っています。

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1日のスケジュール

  • 起床
  • 同期とスポーツジム
  • 訓練のイメージフライト
  • 訓練開始
  • 夕食
  • バディと訓練の復習、予習
  • 同期とミーティング
  • 就寝
森 崇裕

まだ見ぬ「未来」へとんでゆけ。

諦めかけていた自分の夢を叶えてくれ、自社養成パイロット一期生としてあたたかく迎えてくれた会社にとても感謝しています。恩返しの気持ちも込めて、将来は皆の模範となるような機長、教官としてANAウイングスの成長の一翼を担い、会社の未来に貢献できる存在になりたいです。そのためにも日々の訓練に果敢に挑んでいきたいです。

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