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伊藤 正朗伊藤 正朗
INTERVIEW

これまでの経験を糧に
新たな領域へチャレンジを続けたい

#総合職掌技術職

伊藤 正朗

ANA整備センター 機体事業室 ライン整備部(出向)2010年度入社
  • 「航空機の整備がしたい」の想いで入社

    父がラジコンを趣味にしていたので、小さい頃から身近に工具があり、私も父と一緒にネジやナットを付けたり外したりして遊んでいました。自然と将来は整備の仕事に就きたいと思うようになり、中でも航空機の整備に携わってみたいと思うようになりました。電車や自動車は比較的身近な存在であるのに比べ、私にとって航空機は未知の存在でした。機体が大きく、やりがいがあるに違いないと考えたからです。
    入社して、航空機の整備の大変さを実感しました。部品の多さはもちろんですが、様々なシステムが搭載されており、複雑な仕様になっているからです。でも、それがかえって「しっかり整備できるようになりたい!」という自分の中のやる気を刺激したと思います

    伊藤 正朗伊藤 正朗
  • 10年間ライン整備に携わったあと、テクニカルサポート業務へ

    入社後10年間、フロントラインでライン整備に携わりました。ライン整備は、航空機の到着後、次の出発までの間に機体を点検して、安全に運航できるようにする仕事です。入社当初はわからないことのほうが多く、多くの先輩に指導をしてもらいながら、一つひとつ経験を積み重ね毎日がとても充実していました。確認主任者となり、先輩整備士と対等に話すことができた時は、「認めてもらえた」と胸が熱くなりました。
    現在はテクニカルサポート業務を行っています。到着した航空機に不具合が発生した場合は、規程基準を満たしているかどうかを確認し、現場の整備士をサポートします。また、飛行中に不具合が発生した場合は、運航乗務員へのアドバイスを行います。さらに、一機ごとに機体の不具合状況や運航条件などを考慮しながら、修復方針の立案や整備機会の設定なども行います。
    不具合の中には原因の特定が難しいものもありますが、同じ部署のメンバーや現場の整備士と協力し是正できた時はホッとします。現場を離れてはいますが、安全運航に携わることができるのは変わらない喜びです。

  • スピードと正確性の両立は必須。だからこそ、時には臆病になることも大切

    就航している航空機のライン整備は、限られた時間の中で必要な整備を行わなければならず、判断にも処置にもスピードが求められます。もちろん、ミスをするわけにはいきませんから、正確性は保たなければなりません。だからこそ、時には臆病になって自分の判断を疑い、「本当にその判断は適切なのか」と客観的な視点を持つことも重要だと考えています。

  • 他職掌とのコミュニケーションも盛んです

    ANAウイングスでは、総合職、運航乗務員、客室乗務員など各職掌が集まった研修や部門をまたいで会議をする機会が多くあります。たとえば、私は私たち整備に携わる者と運航乗務員が参加して隔月で開催されるフリート会議に出席しています。実際に運航中に気になった不具合の話などを直接聞くことができる良い機会です。こうした会議などで親しく話し合うことができるのは、ANAウイングスらしい垣根の低さだと感じます。
    航空機の整備は、責任者である確認主任者を中心にチームで行います。チームではメンバーの一人ひとりが重要な役割を担い、それぞれが自分の役割を理解し、力を発揮して協力し合うことで最高のパフォーマンスが発揮されます。チームで仕事をするからこそ、うまくいった時の達成感は別格。ぜひ、一緒にこの達成感を味わいましょう!

    伊藤 正朗伊藤 正朗

1日のスケジュール(早番の場合)

  • 出社
  • 夜勤からの申し送りを受ける
  • 当日夜間の作業方針について検証し各基地と調整
  • 昼食
  • 就航機の不具合対応・検証
  • リスク共有会議 (不具合のある機体の就航方針・修復方針の共有)
  • 就航機の不具合対応・検証
  • 休憩
  • 夜勤への申し送り
  • 退社
伊藤 正朗

まだ見ぬ「領域」へとんでゆけ。

私が入社した2010年当時は、地方路線を中心としANAグループの国内線の約10%を受け持っていました。そこから徐々に事業規模は拡大し、今では幹線も含めたANAグループの国内線の約50%の運航を担う航空会社となっています。そしてまだまだ伸びしろはある。個人的にも会社としてもチャレンジの機会は多いでしょう。現在の部署に配属された当初は、新たな業務領域で慣れるまで苦労した部分もありましたが、多くの経験ができ、モノの見え方も変わり、エンジニアとしてプラスになっていると感じています。
これからもチャンスがあれば臆することなくチャレンジしていきたいと思っています。

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