他職掌の同期たちからも刺激を受けながら
視野の広い人財を目指したい
#総合職掌事務職
藤原 功盛
客室部 業務推進課2016年度入社-
旅行を糸口に興味を持った航空業界。
客室乗務員が機内でやり取りする姿に仕事の手応えを感じます航空業界に興味を持つきっかけは旅行でした。学生時代、アルバイトでお金を貯めて旅に出かけようとした時、日常生活の延長を脱したい想いもあり、せっかくなら飛行機でどこかに行ってみようと考え、タイやカンボジア、インドなど東南~南アジアを訪れるようになりました。バックパッカーとして旅をする中で、航空機の運航により収益を上げるエアライン事業をビジネスの面からより深く知りたいと思うようになり、総合職掌事務職として入社しました。
2016年に入社して以来、現在まで客室部に在籍しています。最初は客室乗務員の乗務に地上から関わるデイリー業務を担当し、2021年からは客室部の組織全体の総合的なマネジメント業務を行う業務推進課に所属しています。主な業務として、短期・中期的な視点で運航便を維持するための人員計画、資格情報の管理、勤務にかかわる宿泊や食事関連の取引先との調整を行う契約業務を担当しています。出張等でANAウイングスの運航便を利用する時、客室乗務員がお客様にサービスをしたり、なごやかに触れ合う姿を目の当たりにすると、日々の業務が可視化されているようで、「自分の仕事が最終的にここにつながっているのだ」と手応えを感じます。 -
様々な業務で経験を積む。ジョブローテーションが自身の成長に
ANAウイングスの総合職掌事務職には、多様な業務役割を経験するジョブローテーションという仕組みがあります。前部署でデイリー業務を担当していた時は、日々の運航を監視し、天候や機材の不具合などのイレギュラー時に客室乗務員の勤務変更を行うなど、現場で毎日の運航に携わる仕事に注力していました。現場からスタッフ部門へと2つの役割を経験することで、以前はわからなかったことへの新たな気づきがあり、客室部の仕事への理解がより深まりました。
比較的、会社がコンパクトな規模のため、同じ部署にいながら様々な業務を経験できるのも私にとってメリットです。たとえば、現在の部署では客室乗務員の人員計画と、客室乗務員が宿泊するホテルの契約業務という種別の異なる分野の仕事をしています。大規模な組織の場合、それぞれ別の担当者が行うことが多いと思いますが、ここでは複数の業務をひとつの部署で行うのでビジネスの流れを知ることができます。まさに、私が学びたかった航空機の運航でどのように収益をあげるのかという、流れの一部を理解するうえで欠かせない経験ができるのでとても意義深く感じています。幅広く仕事の経験を積み重ねることは、自身の成長につながっていると感じます。 -
国内の複数拠点とプロペラ機DHC-8-400を強みに
地域社会や社会に貢献私が考えるANAウイングスの強みは、国内に複数の拠点を構え、DHC-8-400を運航していることです。拠点は羽田、中部、伊丹、福岡の4ヶ所。他の航空会社と比較しても、複数の拠点で事業を展開している会社は少ないのではないかと思います。各拠点で日頃から地域と連携して、その土地に根差した事業を行っていることには大きな価値があります。さらに、DHC-8-400の重要性も見逃せません。非常に燃費の良いプロペラ機で、運航コストも経済的。ANAウイングスは離島も含めた日本各地へ就航し、地域の生活に根付いた路線をしっかりと維持しています。国内の生活路線を支えることで社会に貢献し、ひいてはANAグループ全体の事業運営や収支にも貢献しているのは、DHC-8-400があるからだと思っています。
職場のコミュニケーションも活発で、上司、同僚、分け隔てなく意見を交わします。物事を前向きに考えて、相手の立場や今後の展望など、想像力を持って周囲と接する人も多いです。また、異なる職掌の同期の存在は大きく、総合職掌事務職、整備士の資格を持つ総合職掌技術職、運航乗務職掌、客室乗務職掌の仲間はそれぞれ業務内容や目的、背景も異なるので良い刺激になります。私自身、仕事の経験とコミュニケーションを積み重ねることで視野を広げ、物事を多角的にとらえられる、引き出しの多い人財を目指しています。入社年次に関わらず、それぞれが持ち味を遺憾なく発揮できる場所がANAウイングスであれば良いなと思っています。
1日のスケジュール
- 起床
- 出社
- メールチェック
- 打ち合わせ準備
- 昼食
- 打ち合わせ
- 資料作成
- 退社
- 就寝