男性客室乗務員の活躍を知り、
転職を決断!
前職の経験を強みにスキルを磨き続けます
#客室乗務職掌
竹田 圭成
客室部 関西客室乗務室 客室乗務グループ2019年度入社-
学生時代から航空業界に興味があり、
最初はグランドスタッフに⼦どもの頃、祖⽗⺟が暮らしている⿅児島へ帰省するために飛行機をよく利⽤していました。そのような経験を通して学⽣時代から航空業界に興味を持ち、2015年からグランドスタッフとして働きはじめました。出発ロビー内で発券⼿続きなどを⾏うカウンター業務や、お客様を機内にご案内する搭乗ゲート業務などを担当しました。グランドスタッフとして飛行機を利用されるお客様と直に接し、サポートができることに魅力を感じていましたが、その反面、⾃動⼿荷物預け機が導⼊されるなど、どんどん⾃動化が進むことでお客様との接点が限られていくことに寂しさがありました。同時に、お客様よりANAウイングスの客室乗務員に対するお褒めやお礼の⾔葉を伺う機会もあり、同じグループ企業ながら良い会社だなと嬉しく思っていました。
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男性客室乗務員の活躍を知り、転職を決断!
もやもやした想いを抱えていた時期にANAウイングスを利⽤する機会があり、機内でお客様⼀⼈ひとりに温かく接している客室乗務員の姿を⾒て、「求めていた環境がここにある」と強く感じ、転職を意識するようになりました。その後、ANAウイングスでは男性客室乗務員も活躍していることを知り、新天地へと誘う⼤きな⼒になりました。
このように転職のプロセスを話してみると⻑い時間をかけて決断したように思えるかもしれませんが、男性客室乗務員の活躍を耳にした翌年には、すでに⼊社していました。もともとじっくり考えて決断を下すタイプだと思っていましたが、この決断の速さは後から考えてみると⾃分でも意外です。本当にやりたいことが⾒つかれば、思ってもいなかった⾏動を取るものなのですね。 -
「小型機価値」という考え方をベースに、
よりきめ細やかなサービスを当社はANAグループが所有する⼩型機を運航する会社です。DHC-8-400なら客室乗務員は2名、B737-800でも4名編成のため、少人数ならではのチームワークが強みであると常⽇頃から感じています。言葉によるコミュニケーションに加え、⾊々なことをアイコンタクトで伝え合えるチームワークの良さがANAウイングスの魅⼒だと思います。お客様と接する際には、微かな情報さえも拾えるようクルー全員で常にアンテナを張っています。⽿を気にしているお客様がいらっしゃったら、気圧の変化で⽿が詰まっているのかもしれないと察してキャンディを差し上げるなど、お客様の要望を先読みして⾏動するきめ細やかさは、私⾃⾝惚れ込んで⼊社した当社ならではの強みだと思います。
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「⾃分の世界が全てではない」というスタンスを⼤切に
私は学⽣時代のニュージーランド留学やフィリピンでの滞在を通して、⾃分が感じる世界が全てではないということを実感しましたが、その認識が今の仕事にも活きています。客室乗務員はチームで⼒を発揮する仕事です。チームワークの良し悪しがサービスのレベルに直結するため、⼀緒に乗務するクルーがお互いに気持ちよく動けるよう常に考えています。それはチーフパーサーの資格を取得してからも変わりません。
また、前職でグランドスタッフとして働いていた時から、航空機を安全に運航するためにはクルーだけではなく多くの方々の尽力が必要不可欠であることを肌で感じていました。客室乗務員となった今も、会社や部署を超えた様々な業務や働く方々の思いを想像できることが私の強みであると思っています。
⼀⼈の客室乗務員としてスキルを磨き続けることは⼤切ですが、組織の⼀員として⾃分のことばかりにかまけてはいられません。中堅社員として、後輩の育成や他の部署の仕事内容も把握し、会社全体のことを考えなければならないと感じています。
私は東京出⾝なので、現在家族と離れて暮らしています。⼊社以来、なかなか両親を旅⾏に連れて⾏ける機会がなかったのですが、コロナ禍が明けたのを機に両親が好きなハワイへ⼀緒に⾏くことができました。福利厚⽣を活⽤して親孝⾏ができるなど、社内制度が充実していることも魅⼒です。
1日のスケジュール
- 起床
- 出社して同乗クルーとブリーフィング
- 乗務 伊丹から仙台へ
- 乗務 仙台から伊丹へ
- 乗務 伊丹から札幌へ
- 昼食後、デブリーフィングをして退社。札幌ステイ
- 同僚と夕食
- 就寝