INTERVIEW
運航乗務職掌

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KEISAKU KAKUNO
角野圭作

運航部 B737乗員室
2009年度入社

絶対に諦めないという気持ちが、
空を飛ぶ夢の原動力になりました

子どもの頃から飛行機が大好きで、空港まで親とよく見に行っていました。飛び立つ機体を眺めながら、「いつか自分で操縦するぞ」と心に誓う日々。しかし、大学2年生の時に受験した航空大学校は、身体検査で不合格でした。失意のどん底だった時に、当時のANAウイングスには、自社養成パイロット訓練生を募集していることを知り入社。そこで経験を積んで、ついに夢を叶えることができました。初めて操縦桿を握った時は、「こんなに大きな飛行機を自分が飛ばしているんだ」と、まるで夢を見ているようでした。“絶対に諦めない”という気持ちを持ち続けたことが、今日の自分に繋がっているのだと思います。

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各部門のスタッフの思いを担って、お客様を安全かつ快適に目的地へお届けする

2018年7月から、B737-500型式機の新米機長として日本全国を飛び回っています。運航乗務員は、安全やお客様に対してなど、様々な部署のスタッフの思いを繋いで、1便1便を安全かつ快適に飛ばしています。運航支援者に天候を確認して飛行計画を決め、客室乗務員と安全や機内サービスについてブリーフィングするなど、各部署との連携は不可欠。悪天候の際に、いつも通りお客様を目的地までお届けできた時は、とても達成感があります。

機長の重圧と責任を感じた副操縦士として最後のフライト

最も印象に残っているフライトは、機長になるための最終試験となる石垣〜福岡便です。福岡を台風が直撃し、着陸できない場合は、目的地を伊丹空港に変更することも視野に入れる必要がありました。副操縦士の6年間や機長昇格OJT期間を含めて、これほどの悪天候のなかで操縦することは初めて。しかし運航の最終責任を負う機長は、どのような状況でも安全にお客様を目的地までお届けしなければなりません。無事に福岡に着陸できた時は、ほっと胸をなでおろしたと同時に、機長として飛ぶことの重圧と責任感が湧き上がってきました。

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基礎訓練で感じた仲間の尊さ、常に協力し合うことが大切です

運航乗務員になるための基礎訓練は、自分の力だけで乗り越えることは困難と言われていました。私は何度も壁にぶつかりましたが、その度に同期に励まされ、支えられてきました。失敗した時はひとりで抱え込まずに、同期みんなで共有すれば、それは全員の経験になるのだと気づかされました。また訓練では、自分の意見が必ずしも正しいとは限らないことを痛感しました。安全に運航するためには、自分の意思を持ちつつも、周りの意見に耳を傾け、より安全性の高い方を選択をすることが重要です。旅客機は、機長だけでは飛ばすことができません。常に周囲の意見を参考にするように心がけています。

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先輩から教わった安全文化を、
後輩たちに伝承していきたい

ANAウイングスの強みは、離着陸操縦の機会をたくさん得られることです。副操縦士は、月に約30回もの離着陸操縦を経験することができます。私が副操縦士になって6年で機長に昇格できたのも、腕を磨く機会がたくさんあったからだと思います。そして何よりの強みは、先輩方の存在です。私はこれまでに、活字ではわからない安全運航における技術を、機長の方々からフライトを通して教えていただきました。今後は、自分がそれを後輩たちに伝えていきたいと思います。そうすることで、安全文化がANAウイングスに、ひいては日本の航空業界に伝承されていくのだと信じています。

1日のスケジュール

  • 6:05

    出社

  • 7:15

    同乗クルーとブリーフィング後、乗務 福岡から那覇へ

  • 9:35

    次便のブリーフィング後、乗務 那覇から宮古へ

  • 11:05

    次便のブリーフィング後、乗務 宮古から那覇へ

  • 12:35

    次便のブリーフィング後、乗務 那覇から石垣へ

  • 14:10

    デブリーフィング後、退社 石垣ステイ

  • 15:00

    昼寝をして散歩

  • 17:00

    食事

  • 22:00

    就寝

未来地図

「結果を出すまでの過程を大切に」

運航乗務員という職業には訓練と審査がつきもので、常に結果が求められます。しかし私は、結果が良ければすべて良いとは思いません。どれだけコツコツ努力したかという過程が、その後の生き方に影響するのだと考えています。目標に向かってひたむきに努力できるような後輩を、コックピットでお待ちしています!

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